神の粒子

さあ、今日は、なんと!!! あのヒッグス粒子が発見されました。

 まぁ、普通の人には、なじみのないこの粒。 ニュースの説明で意味が分かりましたでしょうか?

 簡単に解説!!

 学校の化学の時間に勉強したと思います。 この世界は、小さな粒でできていると。

その粒の中でこれ以上小さいものは、ない。 この世界で最小の粒だ!! というものを素粒子と呼びます。

 その粒は、化学で勉強した原子、陽子、中性子よりも小さく。

 原子の周りを飛んでいる電子も確かその素粒子の一つだったはずです。

 その素粒子は、17種類あって、その中でこの度最後の17種類目に見つかったのが、あのヒッグス粒子なのです。

 ヒッグス粒子とは、物に重さを与える粒です。 と、いうことは・・・ヒッグス粒子がなかったら、私たちの体も、今使っているパソコンも本棚もそこにある本たちもフワフワッと宙を漂うことになるのでは!!

 これは、大変だ!! 見つかってよかったヒッグス粒子

 見つからなくても物理学の新しい時代に入ったらしいので、それは、それで面白かったのかもしれませんが。

加速器

 で、その見つからなかったヒッグス粒子を見つけるために使った装置がLHCと呼ばれる装置です。

 これの全長27km 大きさがわかんねぇ〜。

 こんな大きいのは、どこにあるの? えっと、スイスとフランスとの国境あたりの地下100メートルも下なんですよ。
 
 今年中には、決着がつくだろうと言われていたヒッグス粒子。 まさか、七月で見つかるとは、思ってもみませんでした。

 でも、その歴史的瞬間に生きていたっていうのは、ちょっと自慢かもしれませんね。